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Day 1 「感染症・がん」

特別講演
16:00 - 16:50

講演者
合原 一幸
東京大学 生産技術研究所
「感染症やがんへの数理工学的アプローチ」
本講演では、感染症やがんに対する数理工学的アプローチを紹介する。特に、PSAという敏感なバイオマーカがあるため数理モデルの良し悪しを定量的に評価することが可能な前立腺がんをモデル疾患として、前立腺がんの間欠的内分泌療法とハイブリッド力学系との関連、さらには、PSAのような敏感なバイオマーカーが未発見の疾患に関して、その発病の予兆となるearly warning signalsを検出して未病治療に結びつけるDNB(Dynamical Network Biomarkers)理論などを詳しく解説する。
シンポジウム
10:00 - 12:00
「病(やまい)と流行の数理的研究最前線」
企画者

佐々木 顕
総合研究大学院大学先導科学研究科
「病(やまい)と流行の数理的研究最前線」と題して、がんと伝染病の動態と進化の最新の数理的研究を多角的に紹介します。波江野先生には、がんの数理モデルとデータ解析についての最新の動向を紹介していただきます。続 いて、岩見先生のグループと渡部先生・佐々木のグループそれぞれによる、インフルエンザウイルス抗原の進化の理論とデータ解析に関する多面的的なアプローチを紹介します。最後に西浦先生に伝染病と数理モデルのリアルタイムでビビットな戦いを紹介していただく予定です。
講演者

波江野 洋
国立がん研究センター東病院先端医療開発センターゲノムトランスレーショナルリサーチ分野

岩見 真吾
九州大学大学院理学研究院生物科学部門

渡部 輝明