Day 4 「発生・パターン」

特別講演

16:00 - 16:50

講演者

三浦 岳
​九州大学大学院 医学研究院

「細胞壁と頭蓋骨:分野を超える数理」

ヒトの頭蓋骨の境目の軟組織を縫合線と呼ぶ。この構造は生後すぐは直線だが、発達につれて湾曲してフラクタル構造を形成する。このパターン形成に関して、分子間相互作用をうまくまとめて数理モデル化し、パターン形成機構を理解した。さらに、思いがけないことにこのモデルが植物の細胞壁の形態形成にも応用できることがわかってきた。この例を通じて、あまり気づかれていない数理モデルの一般性の効用について紹介したい。

シンポジウム

10:00 - 12:10

「かたち作りの数理とその構築・検証:数理モデルの出番はいつ?」

企画者

野下 浩司

九州大学大学院理学研究院生物科学部門

 生物の形態形成プロセスの数理モデルは数多く提案されてきた.現象を理解するための節約的モデル,対象の制御のための機構的モデル,予測のための機械学習的モデル,など様々だが,いずれの場合でも我々は目の前に存在する“正解”としての形態形成プロセスと向き合う必要がある.本シンポジウムでは,生物の形態形成プロセスの数理モデルを現象の観察・計測から構築する研究,もしくは,逆に提案されている数理モデルを観察・計測により検証する研究をおこなっている研究者らに御講演頂き,研究目的に応じた数理モデルの活用ポイントを探りたい.

講演者

今村 寿子

九州大学大学院医学研究院 系統解剖学分野

北沢 美帆

大阪大学全学教育推進機構

平島 剛志

京都大学大学院医学研究科 病態生物医学分野

森下 喜弘

理化学研究所生命機能科学研究センター(Center for Biosystems Dynamics Research; BDR

1. 野下浩司 10:00 - 10:10
九州大学大学院理学研究院生物科学部門
趣旨説明

2. 今村 寿子 10:10 - 10:40
九州大学大学院医学研究院系統解剖学分野
FGFとWntの協同による肺分岐のヒエラルキー構造形成

3. 北沢 美帆 10:40 - 11:10
大阪大学全学教育推進機構
花器官配置の進化過程の解明に向けた数理モデルの構築

4. 平島 剛志 11:10 - 11:40
京都大学大学院医学研究科病態生物医学分野
シグナル活性のライブイメージングと多細胞運動のコンピュテーショナルモデル

5. 森下 喜弘 11:40 - 12:10
理化学研究所生命機能科学研究センター(Center for Biosystems Dynamics Research; BDR
器官形態形成過程の定量解析とモデリング

一般講演

13:30 - 16:00

座長:野下 浩司(九州大学大学院理学研究院生物科学部門)

長山 雅晴 / Masaharu Nagayama 13:30 – 13:50 (20分)

北海道大学電子科学研究所 / Research Institute for Electronic Science, Hokkaido University

表皮バリア機能の恒常性維持機構の数理モデル / Mathematical modeling for the homeostasis of the epidermal barrier function

 

堀部 和也 / Kazuya Horibe 13:50 – 14:10 (20分)

大阪大学理学部生物科学科 / Department of Biological Sciences, Osaka University

生物表面上での進行波による新奇な信号伝搬の様式:大脳皮質を題材として / Signal propagation by traveling waves on biological surfaces: Think about the cerebral cortex as an example

 

中原 智弘 / Tomohiro Nakahara 14:10 – 14:30 (20分)

広島大学理学研究科数理生命理学専攻 / Department of Mathematical and Life Sciences, Hiroshima University

非対称細胞分裂における細胞の極性形成:細胞膜と細胞質、そして細胞! / C Role of membrane, cytosol, and the cell in polarity formation of asymmetric cell division

 

休憩 14:30 - 14:40 (10分)

 

笹井 悠平 / Yuhei Sasai 14:40 – 15:00 (20分)

明治大学先端数理科学研究科 / Graduate School of Adavnced Mathematical Sciences, Meiji University

ギャップ遺伝子発現モデルの拡散係数の修正、および発現パターンの再現 / Modification of diffusive coefficient of a model for gap gene network, and qualitative reproduction of expression pattern

 

臼木 千明 / Chiaki Usuki 15:00 – 15:20 (20分)

九州大学理学部生物学科 / Department of Biology, Faculty of Science, Kyushu University

異なる重力下における骨量変動予測 / Prediction of bone mass change under different gravity

 

佐藤 梨央 / Rio Sato 15:20 – 15:35 (15分)

九州大学21世紀プログラム / The 21st Century Program, Kyushu University

地上および宇宙でのマウス骨micro-CTデータの画像解析とその統計指標について / Image analysis of bone micro-CT data on ground and space mice and their some statistics.

 

岩波 翔也 / Shoya Iwanami 14:30 – 14:45 (15分)

九州大学大学院システム生命科学府 / Graduate School of Systems Life Sciences, Kyushu University

造血幹細胞移植実験のデータ解析 / Data analysis of single-cell transplantation

 

休憩 15:50 - 16:00 (10分)

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